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解説!ビザがなくても中国に行ける 72/144トランジットビザ免除政策

コロナ禍に、日本人が中国に入国する際の15日以内の査証免除措置が中止され、中国入国に はビザの取得が必要となりました。 そこで注目され始めたのが72/144トランジットビザ免除政策です。この政策を利用することで、 中国への観光、商談、友人や親族訪問が可能です。 今回は、観光目的での観点から見ていこうと思います。

最長5泊6日の滞在が可能に

72/144トランジットビザ免除政策とは、中国入国の際、対象地域内であれば、72時間もしくは 144時間以内の第三国への座席が確定された乗り継ぎ航空券を所持する場合、トランジットビザが免除されます。 つまり、72時間の地域であれば2泊3日、144時間の地域であれば5泊6日の滞在が可能です。 滞在可能時間は都市により異なり、現在72時間対応が3都市、144時間対応が27都市です。北京や上海などの沿岸部主要都市から、桂林、西安などの観光名所も含まれているので、ビザなしで主要な中国国内の観光地を巡ることができます。(※1) 現在この政策は、日本を含む54カ国に適応されています。

※1 144時間適応は、北京、天津、石家庄、秦皇島、上海、杭州、南京、瀋陽、大連、青島、成都、厦 門、昆明、武漢、広州、深圳、掲陽、重慶、西安、寧波の20都市27空港・港 72時間適応は、長沙、桂林、ハルピンの3都市3空港・港

利用手順はいたってシンプル

利用手順は、対象空港(もしくは港)到着時にトランジットビザ免除カウンターへ行き「臨時入境許可」を申請します。申請時に必要なものは、記入済みの臨時入境カード、中国現地までの搭乗券、 期間内の座席確定済みの第三国への航空券、中国滞在中のホテル予約確認書です。

フライトスケジュールをどう組むか?

第三国に出国すればいいので、例えば、羽田→上海→ソウル→羽田のように別の国を経由する必要がありますが、通しの航空券である必要はありません

この場合、羽田→上海便で1枚、 上海→ソウル便で1枚、さらにソウル→羽田便で1枚と、それぞれ別の航空会社で予約していても 問題ありません。また、第三国に出国すればいいので、経由地での滞在時間を問われることもあ りません。

第三国には台湾・香港・マカオ地区も含まれており、羽田→上海→香港→羽田というように香港経由でも利用できます。

また、中国入国後は24時間以内に滞在地のホテルにチェックインする必要がありますが、上海 →北京など対象地域内であれば別の都市への移動も可能ですので、一度の滞在中にいくつかの都市を巡ることもできます

注意点としては、こちらの政策の条件の1つが、パスポートの有効期限が3ヶ月以上であること なので、渡航前に残存期間を確認する必要があります。

「簡単に行けなくなった」わけじゃない中国

以上の通り、72/144トランジットビザ免除政策を利用すれば、中国の対象地域内で72時間もしくは144時間滞在ができるので、中国の査証免除措置が中止されている現在でもビザなしでの観光が可能です。この制度活用すれば旅の選択肢は一気に広がるはず。「以前のように簡単に行けなくなった」と悲しんでいる中国ラバーの皆さん、ぜひこの情報を参考に2024年の旅行計画を練ってみてはいかがでしょうか?

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