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中国美容師資格はあるの?美容師になりたい中国の人はどうしてるの?

日本で美容師になるためには、厚生労働大臣指定の養成学校の必要過程を終了し、国家資格を受けて合格しなければなりません。
では、お隣の中国ではどのようにして美容師になるのでしょうか。
最近は、動画配信サイトや日本人美容師SNSから学ぶ新時代の中国人美容師が増えています。
そして、SNSなどを活用ししっかり集客も行う若手美容師の活躍が目立ちます。
今回は、中国で美容師になるために資格は必要なのか?美容師になるためにはどのような方法でなれるのかをご紹介していきます。

中国美容師資格とは

中国では日本のような国家資格制度はありませんが、国が定めている職業資格証書が存在します。
取得することにより、自分の美容師としての能力の証明になり、また独立開業のための証明書として自分の店舗を開くことができるようになります。
ちなみに必須取得の資格ではありません。
美容師職業資格の試験は、初級美容師(五級美容師)、中級美容師(四級美容師)、高級美容師(三級美容師)、美容師技師(二級)、美容師高級技師(一級)の5つがあります。
各々の受験要項はこちらで、いずれかの条件に当てはまることが必要です。

  • 初級美容師(五級美容師)

①初級美容師の研修過程を終了し、所定の基準学習時間を達し、卒業(終了)証明書を取得していること
②美容師としての職業を2年以上続けていること
③初級美容師としての見習い期間が終了していること

  • 中級美容師(四級美容師)

①当該職種の初級美容師(五級美容師)を取得した後、継続して3年以上該当の職種に従事し、当該職種の中級研修過程を終了し、卒業したものであること。
②当該職種の初級美容師(五級美容師)を取得後、5年以上本職業に従事していること
③継続して6年以上本職業に従事していること
④中等技能の養成を目的とする労働社会保障行政部門の認可を受けた中等専門学校で職業卒業証明書を取得したもの

  • 高級美容師(三級美容師)

①当該職種の中級美容師(四級美容師)を取得した後、継続して4年以上該当の職種に従事し、当該職種の高級研修過程を終了し、卒業したものであること。
②当該職種の中級美容師(四級美容師)を取得後、7年以上本職業に従事していること
③高度な技能の修得を目的とする労働社会保障行政部門が認定するを受けた高等専門学校卒業証明書を取得したもの
④本専攻または関連専攻を卒業し、当該職種の中級資格証明書を取得したもので、当該職種に連続して2年以上従事したもの

  • 美容師技師(二級)

①本職種の高級美容師(三級美容師)を取得し、継続して5年以上この職業に従事し、技術士として所定の標準研修時間を修了し、卒業(終了)証明書を取得したもの
②この職業の高級美容師(三級美容師)を取得後、8年以上継続してこの職業についていること

  • 美容師高級技師(一級)

①美容師技師(二級)の専門資格証明書を取得後、3年以上この専門職に従事し、高級技師として必要な標準修行時間を修了し、卒業証明書を取得したもの
②美容師技師(二級)の専門資格証を取得後、5年以上この職業に従事していること

美容師職業資格取得に求められる知識

美容師職業資格に必要な主な知識はこちらです。

①美容の発展と歴史
②美容サロンのサービスと技術管理の知識
③美容サロンの衛生知識
④人体生理学
⑤顔の形・頭の形及び身体の知識
⑥マッサージの基本知識
⑦化粧品の知識
⑧色彩の知識
⑨ヘアスタイルデッサンの基礎知識
⑩美髪の基本的な概念

これらの知識を美容師養成学校で勉強していきます。

中国人はどのように美容師になっているのか?

北京や上海・深センなどの大都市では変わってきていますが、中国の田舎では美容師は、学がない子供たちが簡単になれる職業という印象が根強くあります。
そのため、大都市では美容学校に入学して知識や技術を学ぶ人と、田舎では近くの美容室に行き、アシスタントとして実務を勉強するという人に別れます。
一般的に美容学校は3〜6ヶ月の通学カリキュラムを出しており、毎週理論や実践的な実技の練習を大量に行います。
日本のように2年間の美容師専門学校は中国には少なく、ほとんどの学校が半年以内で卒業できるような詰め込み式のカリキュラムになっています。
中国人はかなり合理的なので、学校では試験対策というよりも実践で役立つような知識やテクニックを学びます。
そして学校を卒業後、入社した会社でアシスタントから始め、美容師になっていくのです。

動画配信サイトから学ぶ新時代の中国人美容師

中国では日本と異なり、美容師養成学校は日本のような2年間のカリキュラムではなく、3ヶ月から半年で理論と実技をみっちりとやり込んでいく仕組みで、実践で役立つような知識を教えています。
学校を卒業した後は各々の美容室で働き、美容資格の条件が揃えば申請し資格を取得。
資格は必ず必要とするわけではありませんが、大都市では資格があった方が顧客からの信頼が得られたり、今後独立開業する際に便利であったりで取得する美容師が増えています。
中国の美容業界は、まだまだ発展途上で法の整備が追いついていないため、今後美容師の資格も国家資格ができ、整えられてくると予想されます。

引用:美发师资格证怎么考?如何做一名优秀的美发师

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Chika Kagami

Chika Kagami

SheChina編集長

SheChina編集長。
20年ほどの日中間での職歴、海外情報収集力と市場創造力を活かし念願の今のリアル中国を伝えるメディアを設立。 日本化粧品のiapetusでは、「断黒」という造語を作り、2021年中国美容用語のトレンド入りさせた。 趣味:旅行/ゴルフ/中国

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